アヒルのかわいいヒミツ②
「ワンダーネット」の説明をするのが、遅くなってしまいました。
5℃の足と40℃の胴体。
でも血液は、足にも胴体にも繋がって通っています。
どのように足と胴体を血液が流れているのでしょうか?
足と胴体をつなぐ足の付け根付近では、動脈と静脈がお互いに網の目のように組み合わされています。
(これを「ワンダーネット」と呼びます。)
冷えた血液が低温のままで胴体に入らないよう、近くに組み合わされている動脈の温かい血液によって温められてから、体内にもどります。
また逆に、
温かかった動脈血は、熱を奪われて冷え、
冷たい血液となって、足の方に運ばれていきます。
体から足先へ向かう暖かい動脈血と熱交換をさせ、静脈血の温度を上げるとともに、動脈血の温度を下げて足表面からの放熱量を小さくするように工夫されています。
これがワンダーネットの仕組みです。
このワンダーネットはアヒルだけではなく、多くの水鳥にもあるとのことです。
水鳥たちは、このようにして、
常に体の体温を高く保ち、
雪や氷に接する足の体温を
低く保つことができるんです!
かわいいだけじゃない♩
アヒルのヒミツ、
友達にもコッソリ教えてあげて下さい♩
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